第1弾「5組の建築家と考える“新しい境界”とエクステリアデザイン」

4. 合同ミーティング(第2回)

本格的に暑くなり始めてきた2013年7月、コンセプトの最終提示とそれに対する意見交換の場として、第2回の合同ミーティングを開催しました。

商品化に向け、設計担当者も同席して行われた今回のミーティングは、コンセプトだけでなく具体形状が簡易モデルで提示されたことで、CGだけでは伝わりづらい形状やボリューム感がイメージしやすいものとなりました。1回目に引き続き、意見交換も活発に行われ、実施設計にあたっての懸念事項など、設計担当者と建築家が顔を突き合わせる場を設けることができたことはデザイン品質を高める上でも意義深いものとなりました。

ここでの提案をもとに、建築家側にはより一層のコンセプトの深化、三協アルミ側は設計・製造上の課題に取り組むこととなりました。2013年10月には検討段階のコンセプトモデルを発表する中間発表展覧会も計画されているため、プロジェクトはこれまでになく慌ただしくなってきました。